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赤羽女医解放に憎まれ口を叩く

2009/01/09 15:03

 

崇高な目的か足元の病人か

昨年9月、エチオピアで武装集団に誘拐された日本人医師の赤羽桂子さん(32)女医さんが3ヶ月半ぶりに解放された。
まことに喜ばしいニュースである。
赤羽さんは非政府組織(NGO)の国際医療団体「世界の医療団」(本部・パリ)に所属していて、「崇高な目的のために献身的に働」いていた(産経新聞)という。

産経新聞は社説で


「大事なことは、こうした崇高な目的のために献身的に働く民間人、邦人たちの海外での安全をいかに確保するかだ。政府としても、一段と態勢の強化を図るべきだろう」


と政府に注文をつけている。

このテロ組織の幹部は1億数千万の身代金を受け取った事を明らかにした。
いったいどこの誰が払ったのか。下衆のPonkoは勘繰ってしまう。
寄付を募って活動しているボランティア団体に一億円以上もの金を右から左に動かせるはずはない。
日本政府は関係ないと言っているが、日本政府が払わずして誰が払うのか。
この金は次のテロ活動のための資金になる事を忘れてはならない。

世界の医療団」は神戸大震災の時に援助に日本にやって来たことから日本支部が出来たという。
有難い話である。
しかし、崇高な行為にケチを付けるようだが、今日本の医療の現場は医師不足で荒廃している。
一人でも医師が欲しい。
なのに、何も海外まで出かけて「崇高な目的」を果たさなくてもいいのではないか。
あなたの助けを求めている病人はあなたの足元にいる。

ボランティアがノーガードで続々と海外に出かける一方、武装した日本の自衛隊は海賊退治にも出かけられない。

産経新聞は日本政府にNGOで働く邦人の安全を守れというが、「世界の医療団」は非政府活動だから、どの国の政府軍の護衛もつけられないという。

だったら、このような事件はこれからも多発するだろう。
人質が解放されたと単純に喜んでばかりいられないのだ。

 

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カテゴリ: 政治も  > 外交    フォルダ: 時事雑感

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コメント(13)

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2009/01/10 12:41

Commented by しゃちょう さん

良く良く読み直したら、「政府が保護しろ」て、言って訳ですね。

それは、
第一に、支援を受け入れた当事国エチオピア政府に。
第二に、パリに本部が有る団体に所属して居るなら、フランスに。日本政府は関係無いと思うけど。

 
 

2009/01/10 14:57

Commented by おっさん さん

Yahooのブログで叩かれるのを心配されていましたが、私も同じような感じを持っています。NGOかNPOか知らないが、これらには胡散臭さを感じます。今回の誘拐劇はNGOとかNPOも絡んでいるのではないでしょうか。身代金を分け合っている事だってあり得ることです。派遣村に関しても、NPOかNGOかが絡んでいれば、裏でなにをやっているか判りません。

 
 

2009/01/11 04:09

Commented by - さん

ponkoさん初めまして、年末あたりにponkoさんのブログの存在を知って拝見させていただいております。
自分は最近、政治とか周りの動向とか気になりだして
勉強し始めようと思い始めた人間なので知識足りず不適切発言をしてたらスミマセン。

>あなたの助けを求めている病人はあなたの足元にいる。

自分もそう思いました。自分の帰属するところは悲鳴を上げているのに
何で他国支援なのかと。

でも、何処を支援しようが結局は個人の問題だしここで問われるべきは

自主活動に対して何処まで国が保護するかという明確な線引きが今後必要なのかなと思いました。

自主活動と言えど、国家間協力では人道支援として協力している人としては
国益に貢献されていることでもあるだろうし
ただ、それを何でも間でも崇高なことだと言い切るのもどうかということかなぁと。

 
 

2009/01/11 07:26

Commented by panzergruppe さん

うーん、人質が解放されたことは知っていましたが、身代金を払ったんですか。しかも、それが日本政府がしたとしたら、虫がよすぎやしないですかねぇ。何しろ、この種の慈善行為は国策じゃないでしょう。早い話が、一個人が勝手にやったことであって、必ずしも、そのリスクに関してお上が配慮しなければならないことじゃないでしょう。それが、いざ事件が起こってから、国は国民を守れでは、あらかじめ用心棒をつけなければならないことを否定している現状と矛盾しています。
こうした連中こそ、まっさきに憲法第九条の廃止を叫んで、自身の慈善行為が安心してできるように行動を起こすべきであります。

 
 

2009/01/11 09:36

Commented by yuuitirou さん

日本人が偽善活動をすればするほど、テロリストは喜びますねー
お得意さんにならないように・・

 
 

2009/01/12 00:35

Commented by bitter さん

というか、この人が行ったおかげで、テロ組織に金が渡って、戦線が長く維持される結果を招いただけ。
感情のみの行動で、想像力がないから最悪の結果になる。
このお金で、いったいどれだけの武器が犯罪組織に渡ったかと考えれば、そら恐ろしくなる。

 
 

2009/01/12 10:36

Commented by ponko さん

To しゃちょうさん

仰るとおり、日本政府に保護を要求するのではなくて当事国エチオピア政府とフランス政府だと思います。

 
 

2009/01/12 10:42

Commented by ponko さん

To おっさんさん
>今回の誘拐劇はNGOとかNPOも絡んでいるのではないでしょうか。

そうも思いたくなります。

>派遣村に関しても、NPOかNGOかが絡んでいれば、裏でなにをやっているか判りません。

村長さんがそれたぐいの運動家ですから。
「日比谷に集結させてからそれぞれの宿泊場所をあてがうくらいなら、デモなどしないで最初からその宿泊場所に連れて行け」という発言をどこかで見ましたが、その通りだと思いました。

 
 

2009/01/12 10:58

Commented by ponko さん

To chickentarouさん

>自主活動と言えど、国家間協力では人道支援として協力している人としては国益に貢献されていることでもあるだろうし
>ただ、それを何でも間でも崇高なことだと言い切るのもどうかということかなぁと。

そのとおりです。国際的な人道支援は日本の評価を高め、国益につながります。それには周到な用意と当然起こるべき事態への準備が必要です。

私が一番言いたいのは、「日本人ではなくて地球人として生きよう」というお花畑の人たちにこのような貢献とその結果生まれた事件を利用されたくないという事です。

 
 

2009/01/12 11:04

Commented by ponko さん

To panzergruppeさん
>早い話が、一個人が勝手にやったことであって、必ずしも、そのリスクに関してお上が配慮しなければならないことじゃないでしょう。

危ない危ない、そういう言い方をすると左翼リベラル派に串刺しにされますよ。正論だけに言論弾圧があるでいしいょう。中山前国交相、田母神俊雄前航空幕僚長がいい例です。

>それが、いざ事件が起こってから、国は国民を守れでは、あらかじめ用心棒をつけなければならないことを否定している現状と矛盾しています。
>こうした連中こそ、まっさきに憲法第九条の廃止を叫んで、自身の慈善行為が安心してできるように行動を起こすべきであります。

お説の通り。9条廃棄、憲法廃棄しなければ、個人の国際的な慈善活動など怖くて出来ません。

 
 

2009/01/12 11:07

Commented by ponko さん

To yuuitirouさん
>日本人が偽善活動をすればするほど、テロリストは喜びますねー
>お得意さんにならないように・・

もういいお得意さんになっていますね。日本人観光客は注意しましょう。

 
 

2009/01/12 11:10

Commented by ponko さん

To bitterさん
>というか、この人が行ったおかげで、テロ組織に金が渡って、戦線が長く維持される結果を招いただけ。
>感情のみの行動で、想像力がないから最悪の結果になる。
>このお金で、いったいどれだけの武器が犯罪組織に渡ったかと考えれば、そら恐ろしくなる。

大局的にみればそうなります。
赤羽女医個人の問題から敷衍して、そこまで考えなければ。
ところが、左翼リベラル派はそこまで考えが及びません。
彼らの限界でしょう。

 
 

2009/01/15 12:43

Commented by taichan さん

赤羽医師解放から次へのステップが気になります。長崎大学の卒業生ですが、長崎大学は過去にナイロビを拠点に医療活動を行ってきました。今回は世界の医師団というNGOの一員としてまだ若い32歳の大学院生を送った大学の責任は問われないのか?今後、後に続く医師が現れるのか?心配しています。片桐長崎大学学長は学長になって一番の喜びだったそうですが、この次のステップを考えると喜んでばかりはいられません。

医師不足の問題は国内で抱えながら、海外へ医療派遣することに関しては議論があるかもしれませんが、そういう崇高な精神でアフリカで医療活動をすることは素晴らしいことで支持します。ただ派遣する医師が危険に冒された時どうするのか?

長崎大学は解放までノーコメントを貫きました。解放と同時にコメント発表では虫が良過ぎないか?同窓生として大学の方針に疑問を感じています。

<長崎大学ナイロビ拠点>
前60年代から1975年まで長崎大学は、熱帯医学研究所(以下、熱研)と医学部(大学病院)との共同で、リフトバレー州総合病院において、OTCA (海外外技術協力事業団Overseas Technical Cooperation Agency。JICAの前身)の医療協力を行っていた。その活動は、医者、看護婦、検査技師等が一体となって、押し寄せる患者を次から次に来る日も来る日も治療していくというものであった。何しろまだ自前の医者がひとりもいないころのケニア、一日の診療が終わっても患者の列は無くならない。残された患者はその一晩を病院の待合室や庭で過ごし翌日の診察開始を待ったと聞く。しかしそのうち、これでよいのか?いつまで続けるのか?といった、ごく自然の疑問が出てくる。医者も看護婦も検査技師も、終わらない大勢の患者を目の前にして砂漠に水をまく心境だったであろう。毎日は充実していたとしても、どこまで続くか分からない手応えのなさにむなしさを感じることもあったはずだ。
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nairobi/fieldreport.html

 
 
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2009/01/14 22:35

風に立つライオン [5人の脳外科医]

 

赤羽先生が解放されて安堵した。彼女が在籍する長崎大学は以前からナイロビを拠点に医療活動を行ってきた。 ~さだまさしの知る人ぞ知る名曲『風に立つライオン』のモデルになった、柴田紘一郎先生(現介護老人保健..…